俳句
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2022年03月12日
今月の俳句「二月」2022
雨の日の 暮れて静かに 春の雪 雪国の 雪の予報を 検索す 親しい知人が 雪国に移住。 雪とは無縁の南国から暮らしも一変して どうして...
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2022年02月07日
今月の俳句「一月」2022
初凪や 宿の学生あふれ出す 初凪は 元日の海がおだやかに凪わたること。 歳玉を やる子も失せて 太平洋 昨...
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2022年01月22日
今月の俳句「十二月」2021
上げ底の月ぞ 師走は 床屋行く 十二月も半ばを過ぎると 今年も終わりという感がつよくなる。 二十日を過ぎるともう新たに仕事を始めること...
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2021年12月10日
今月の俳句「十一月」2021
シーソーに 小鳥留まりて 山の町 小鳥は 秋の季語。 人は幸福と不幸のシーソーに載って 少しでも幸福に傾きたいと願っている。 しかし小...
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2021年11月15日
今月の俳句「十月」2021
台風の 風豹の子ら 窓に鳴く 台風当日の窓からはヒュヒューと風の音がしきりに聞こえてくる。 それが私には猫科の動物の子らの声のようにき...
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2021年10月11日
今月の俳句「九月」2021
明るさへ 伴走者となでしこと 観客と 2021年9月5日 日曜日 東京パラリンピック最終日に行われたマラソンの最後を飾った 視覚障害 ...
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2021年09月06日
今月の俳句「八月」2021
いろいろと 長き八月 聖火落つ 今年の夏は例年よりも何か長く感じられる。それはいろいろとあったせいだろう。 コロナに オリンピック、西...
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2021年08月14日
今月の俳句「七月」2021
膨らます 芝生の海と 夏の雲 知人がコロナで外出がままならぬこの夏 六歳の孫娘のためにビニールのミニプールを連日ふくらませているとのこ...
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2021年07月06日
今月の俳句「六月」2021
夏至暮るる 風の向こうの 街の声 夏至といっても 案外 雨天や曇りの日が多いものだが、今年の消しは 美しい夕映えに 恵まれた。気持ちの...